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九大仏青クリニックの開院

しかしながら、時代の変遷は激しく、1960年代の学生運動は、この本会をも例外とすることなくその余波の中に巻き込むこととなりました。以後、社会状況は急速に変化を遂げ、本会の行う奉仕活動がともすれば時代の要求と合致しなくなりつつありました。また学生気質の変貌も同様であり、年々学生数は減少を続け、本会の存亡も危ぶまれることになります。
 そのころ建築後16年を経た寮建物の老朽化がすすみ、改修工事の必要性が取り沙汰されていました。時を同じくして本会の将来の展望、時代に即した活動を模索する動きが興りました。ついに総会にて決議がなされ、本会は、診療所「九大仏青クリニック」を出発させることとなり、初代院長に本会O.B.でもある山中正義氏(医学博士、昭和37年卒)を迎え、昭和61年(1986年)12月に開院の運びとなりました。
 この「九大仏青クリニック」は、従来の仏青の診療所の伝統をそのまま受け継ぎ、医療の理想と仏教の精神を求めて歩んでゆかんとするものです。つまり、本クリニックは、最新の医療設備を備えた診療所であると同時に、他の諸病院のモデルとなり得る様な、地域社会に開かれ奉仕の精神に貫かれた病院経営の展開をその目標としています。また、本クリニックの収益を、会の種々の奉仕活動の資金に充て、時代と社会の新たな要求に対応した活動、本会ならではのユニークなボランティア活動(=主体の本意から自発的におこる奉仕活動)の育成を計ることが本クリニック開設の狙いです。




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