九州大学仏教青年会は明治40年(1907年)5月19日(旧暦4月8日=釈尊の降誕日)東中洲共進館において創立発会式を挙げたのに始まります。当時、九州大学は京都帝国大学福岡医科大学といっていましたので、仏青も京都帝国大学福岡医科大学仏教青年会と称しました。主として医科大学内の学生、看護婦、教職員、そして患者の間に、仏教精神に基づき、宗派に偏らず、仏教の妙理を会得し心の据(すわり)をつけさすことを目的としていました。明治44年(1911年)学制改革に伴い、京都帝国大学福岡医科大学が九州帝国大学となったのにあわせ、九州帝国大学仏教青年会と改称した。大正6年10月博多万行寺における九大医学部主催の解剖祭の後で、本会主催、看護婦若葉会協賛の動物慰霊祭が行われました。
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